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カート

カートが空です

KNOWLEDGE COLUMN

ネクタイに、7枚の秘密がある。

セッテピエゲとは

あなたのネクタイは、何枚折りですか?

ネクタイの多くは、薄い芯地を芯に巻いてつくられています。
でも、芯地を使わない作り方があります。
シルク生地を7枚に折り重ね、それ自体が芯になる仕立て方。
「セッテピエゲ(Sette Pieghe)」、イタリア語で「7つ折り」を意味します。

01

たった2枚か、7枚か。その差が、首元の格を決める。

一般的なネクタイは、表地・芯地・裏地の3層構造でつくられます。芯地が形を保ち、ドレープを生みます。

セッテピエゲは違います。芯地を一切使わず、表地のシルクだけを7枚に折り重ねます。生地そのものが芯の役割を果たす、構造で作る仕立て方です。

一本のネクタイに必要な生地の量は、通常の約3倍。だから、素材の質がそのまま出ます。

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芯地を使わない。だから、シルクそのものの表情が出る。

芯地を入れると、どうしても生地の動きが制限されます。シルク本来の柔らかさ、光沢、ドレープが、芯地の硬さに押さえ込まれてしまうのです。

セッテピエゲは芯地を使わないため、生地がそのまま動きます。結んだときの結び目のふっくら感、光の当たり方による表情の変化。それがシルクの素直な姿です。

着込むほどに、自分の首元のかたちに馴染んでいく。それもまた、セッテピエゲの特徴のひとつです。

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着物のシルクが、セッテピエゲに向いている理由。

セッテピエゲには、薄くて均質なシルク生地が求められます。折り重ねたときに厚みが出すぎず、かつ一定の重みをもつ生地。

着物地のシルクは、西洋のネクタイ用生地とは異なる織り方で作られています。幅が広く、薄く、しなやか。この特性が、セッテピエゲの7枚折りにほどよくフィットします。

着物をほどいて反物に戻したシルクは、まさにこの条件を満たします。もともと着物として織られた生地が、別の用途で再び輝く。それがこのネクタイに込められた背景です。

KNOWLEDGE

知っておきたい、セッテピエゲの3つの特徴

芯地なし、シルク7枚折り

芯地を使わず、シルク生地だけを7枚に折り重ねてつくる。生地そのものが構造となる、少し変わった仕立て方です。

結び目に、独特のふくらみ

芯地がないため、シルクが素直に動きます。結んだときの結び目はふっくりとやわらかく、着込むほどに首元に馴染んでいきます。

一本ずつ、手縫いで仕上げる

7枚の生地を折りながら形にしていく工程は、機械では難しく、熟練の縫製が必要です。だから、一点ずつ表情が異なります。

この知識を踏まえると

着物のシルクで仕立てた、一点もののセッテピエゲ。

Cravatta Sette Piegheは、着られなくなった着物をほどいて反物に戻し、熟練の縫製職人が手縫いで仕上げたネクタイです。
一点もの。同じ柄は、二度と作れません。

一本のネクタイに、着物の記憶が宿る。

7枚のシルクが折り重なる内側に、かつて誰かが袖を通した布がある。
そう思って結ぶと、首元の景色が少し変わるかもしれません。