セッテピエゲとは
あなたのネクタイは、何枚折りですか?
ネクタイの多くは、薄い芯地を芯に巻いてつくられています。
でも、芯地を使わない作り方があります。
シルク生地を7枚に折り重ね、それ自体が芯になる仕立て方。
「セッテピエゲ(Sette Pieghe)」、イタリア語で「7つ折り」を意味します。

01
たった2枚か、7枚か。その差が、首元の格を決める。
一般的なネクタイは、表地・芯地・裏地の3層構造でつくられます。芯地が形を保ち、ドレープを生みます。
セッテピエゲは違います。芯地を一切使わず、表地のシルクだけを7枚に折り重ねます。生地そのものが芯の役割を果たす、構造で作る仕立て方です。
一本のネクタイに必要な生地の量は、通常の約3倍。だから、素材の質がそのまま出ます。

02
芯地を使わない。だから、シルクそのものの表情が出る。
芯地を入れると、どうしても生地の動きが制限されます。シルク本来の柔らかさ、光沢、ドレープが、芯地の硬さに押さえ込まれてしまうのです。
セッテピエゲは芯地を使わないため、生地がそのまま動きます。結んだときの結び目のふっくら感、光の当たり方による表情の変化。それがシルクの素直な姿です。
着込むほどに、自分の首元のかたちに馴染んでいく。それもまた、セッテピエゲの特徴のひとつです。

03
着物のシルクが、セッテピエゲに向いている理由。
セッテピエゲには、薄くて均質なシルク生地が求められます。折り重ねたときに厚みが出すぎず、かつ一定の重みをもつ生地。
着物地のシルクは、西洋のネクタイ用生地とは異なる織り方で作られています。幅が広く、薄く、しなやか。この特性が、セッテピエゲの7枚折りにほどよくフィットします。
着物をほどいて反物に戻したシルクは、まさにこの条件を満たします。もともと着物として織られた生地が、別の用途で再び輝く。それがこのネクタイに込められた背景です。
KNOWLEDGE
知っておきたい、セッテピエゲの3つの特徴

芯地なし、シルク7枚折り
芯地を使わず、シルク生地だけを7枚に折り重ねてつくる。生地そのものが構造となる、少し変わった仕立て方です。

結び目に、独特のふくらみ
芯地がないため、シルクが素直に動きます。結んだときの結び目はふっくりとやわらかく、着込むほどに首元に馴染んでいきます。

一本ずつ、手縫いで仕上げる
7枚の生地を折りながら形にしていく工程は、機械では難しく、熟練の縫製が必要です。だから、一点ずつ表情が異なります。
この知識を踏まえると
着物のシルクで仕立てた、一点もののセッテピエゲ。
Cravatta Sette Piegheは、着られなくなった着物をほどいて反物に戻し、熟練の縫製職人が手縫いで仕上げたネクタイです。
一点もの。同じ柄は、二度と作れません。




唯一無二の着物ネクタイ
永い時を超えた着物を熟練の職人が手作業で解き、新たな反物へ。世界に二つとない独特の柄と風合いが、装いに奥行きと唯一無二の存在感をもたらします。
特別な日の装いを彩る
伝統が息づくセッテピエゲ
ネクタイ発祥の原点に迫るセッテピエゲ技法が、芯地なしの柔らかな質感を叶えます。しなやかな着物生地の魅力を余すところなく引き出し、着用するたび豊かな表情が生まれる逸品です。
こだわりの縫製技術
魅せる紳士のビジネススタイル
上質な着心地が、締め心地の良さをもたらし、一日中快適に過ごせます。どんな場面でも装う人に自信と洗練された印象を与え、視線を引きつける特別な一本となるでしょう。
印象を格上げする一本
商品詳細
商品の特徴
着られなくなった着物をほどいて洗い、反物に戻した後、熟練の縫製職人が手縫いで仕上げた一点もののネクタイです。
- 一点もののネクタイ
- ネクタイ発祥の原点に近いクラシカルなセッテピエゲ技法を採用
- 芯地と裏地を使わない柔らかな質感と風格
- しなやかな着物の生地の風合いをそのままに味わえる仕様
素材・生産国
- 素材:交織(古い着物生地のため詳細不明となっております。ご了承ください。)
- 生産国:日本
サイズ詳細
- 全長:約152cm
- 大剣:約9cm
たるみ糸について
ネクタイの裏から出ている糸は「たるみ糸」といわれるもので、手縫いネクタイの裏側を縫い合わせている糸の余り部分にあたります。
- 上質なハンドメイドネクタイの証ともいわれており、不良ではありませんのでご安心ください。
- 縫い糸の先端に余裕をもたせることで、ネクタイを結ぶ際にスムーズに動き、縫い糸と生地の破損を防ぐ役割もあります。
- たるみ糸を切ってしまうと、ネクタイが分解されてしまいますので、くれぐれも切らないようお願いいたします。
ご注意事項
- モニターの都合上、掲載写真と実際の色が異なる場合がございます。
- 生地によってはシワが付きやすく、畳みジワ、折りジワなどが強く出る場合がございます。アイロンをする前には、商品タグの品質表示をご確認ください。
- 生地の縮みや型崩れ、色落ちなどを防ぐためドライクリーニングを推奨しています。
- 商品に欠陥がある場合を除き、基本的には返品・交換には応じません。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
一本のネクタイに、着物の記憶が宿る。
7枚のシルクが折り重なる内側に、かつて誰かが袖を通した布がある。
そう思って結ぶと、首元の景色が少し変わるかもしれません。
